快適かつ自由になれる
一人暮らしを始めた当初はセミダブルサイズのダブルクッションタイプのベッドというやや豪華な仕様の寝具を使っていました。睡眠は人生の三分の一を占めるもので、良い寝具を買い質の高い睡眠をしたほうが良いだろうという思いで、少し無理をして購入し10年程度使っていました。寝心地は非常によく快適に過ごせたと記憶しています。
今はその当時とは逆に、アウトドアのテント泊などで使うマット一枚という簡易なものを使っています。しかしながら睡眠の質や睡眠習慣について改善されている実感があります。なぜ、このようなグレードダウンをしたのか疑問に思うと思いますが、以下の理由で快適なベッドを手放して、今のマットで寝る生活に変えました。
- いつでも寝れる環境からの脱却。部屋の中にベッドがあり、いつでも寝転がれるような環境の場合、ベッドの上でいつの間にか寝てしまい、休日に気づいたら夕方になっていたというようなことが多くありました。意図的に寝る分には問題ありませんが、いつの間にか寝てしまうとやりたいことができなくてストレスが溜まることを防止することが狙い。
- 固い場所で寝ることへの慣れ。ベッドを手放す前に試しに、床の上で数日間寝てみたところ、初めの数日間は多少痛みなどありましたが、無くても問題がないと感じたため。今では十分に快適に過ごせています。冬も越していますが、マットがアウトドア用のものであるためか寒いと感じたこともありません。簡易なマットなので多少の心配はありましたが、今では快適に過ごせています。
- ホコリに対してアレルギー気味。ベッドの下はホコリが溜まりやすくホコリへアレルギー気味の私にとって部屋の掃除は大変でした。ベッドがあっても掃除の頻度を増やせば清潔に保てますが実践は難しかったです。マットならば移動させることも容易なので部屋掃除が簡単できて、結果的にホコリが溜まりにくくなりました。
- 物を減らして部屋を広く使いたかった。ベッドは家具の中で大きなものの上位に入るものだと思いますが、手放すことにより部屋をより広く使えるようになりました。お陰で狭い部屋へ引っ越すことができて経済的にもメリットがありました。
現在使っているマットはTHERMAREST(サーマレスト) のアウトドア マットレス クローズドセルマットレス Zライトソルのブルーです。ほかのマットレスは使ったことがありませんが、私の場合はフローリングの上に敷いてひじをついても床打ちはせず本など読んでくつろぐことも可能です。また、折り畳み式なのでコンパクトに収納することも可能です。気になった点は、当初はシルバーの面を下にしてフローリングに敷いていて床への色の移りがあった点です。水拭きで綺麗になる程度のものでしたが、当初は気になっていました。どうやらブルーの面を下にしてシルバーの面を上にするのが正しい使い方のようです(間違っていたら申し訳ありません)。
ベッドからマットへ変更して、「居眠りや昼寝の習慣がなくなり自由な時間が出来た」、「部屋を広く使えるようになった」等の効果があり、個人的にはおすすめです。ただし、家族や友人を招いた際に少し驚かれるかもしれませんが(笑)
まとめ
ベッドからマットに変えてた場合、私にとってはメリットの方が優勢でした。これから一人暮らしを始める方や生活スタイルを抜本的に見直したい方はおすすめしたいです。
- マットに変えても、夏・冬含めて快適に過ごせる
- ベッドがない分狭い部屋に引っ越せて節約できる
- 居眠りの習慣がなくなり自由な時間を生み出せる