私はAllbirds(オールバーズ)のTree Runnerを、この半年ほど日常的に履いています。ミニマルなデザインで、服装の邪魔をしないところが気に入っています。日本国内のミニマリストの発信でも見かけることのある定番の一足ですが、実際に使ってみると、単に「シンプルで心地いい」だけではなく、生活の回し方そのものを整えてくれる靴だと感じました。
補足すると、今履いている個体の使用年数は半年ほどですが、Allbirds事態とはもう少し長い付き合いです。気に入っていて買い替えを挟みながら履き続けていて、5年近くの間で今回が3足目になります。私の生活では靴を使い分けることがほとんどないので、一側当たりの消耗が大きい分、買い替えのサイクルも自然と早くなります。

使い始めたきっかけ
きっかけはシンプルで、まず見た目が好みでした。装飾が少なく、色味も落ち着いていて、必要以上に主張しない。靴が前面に出ることなく、生活の背景に収まってくれる感じがあります。
もう一つは、用途を絞らずに履き倒せる靴が欲しかったことです。ランニング専用やビジネス専用のように使い分けるよりも「これを履けば大体何とかなる」という状態の方が私には合っています。性能だけを見るなら、もっと走りやすい靴、もっと軽い靴はいくらでもありますが、私が欲しかったのは性能面というより生活の中での扱いやすさでした。
そして、決め手になったのは選択のしやすさです。靴は履いていれば必ず汚れますが、その汚れを手間なく洗濯器で洗える点のは大きいものです。手洗い前提の靴だと、だんだん気持ちが重くなってしまうので、この点は大きなメリットでした。
使い始めて分かったこと
これまで履いてきていて分かったのは、この靴は性能で押すタイプではなく、生活の中で淡々と使い続けられる強さを持っているということです。通勤にも散歩にもそのまま行けて、多少ラフに扱っても気にならない。その気軽さがあるから、結果として一足運用が現実的になります。
やはり決め手として書いた洗いやすさは助かりました。汚れたら洗濯機で洗って乾かすだけで、気分がリセットされます。靴をきれいに保つハードルが下がると、世ぐれる前提で使えるようになるので、気を使いすぎず済みます。一足運用ではこの差が大きいと思います。
一方で、履き込んでくると踵のすりヘリが出てきます。私の場合はその影響からか雨の日に路面によっては滑りやすくなることがあり、数回ヒヤッとしたことがあります。普段は気にならないのですが、濡れたタイルやツルっとした地面では注意が必要だと感じています。
それ以外のグリップや衝撃吸収については私の用途では大きな不満はありません。もちろんランンイング専用シューズのような安心感とは別物ですが、通勤と散歩、軽いランニング程度の運動なら十分に成立しています。
それから最近、履き口(足首に当たる部分)が少しほつれてきました。普通なら劣化として気になるところですが、私はむしろ使い込んできたなと少し嬉しく感じています。学生時代に靴をボロボロになるまで履き続けていた感覚が、少しだけよみがえってきました。
ボロボロになるまで使いたいという気持ちは、節約したいというより、道具を最後まで使い切る感覚が自分の生活には合っています。ボロボロになるまで履いて、手放すタイミングが来たら次を考えるというサイクルも含めて楽しんでいきたいです。
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