なぜ40代からミニマリズムへ強く舵を切ることができたのか

ここ数年で、自分の生活や考え方が、静かに、しかし確実に変わってきた実感があります。ミニマリズムに対しても、以前より迷いなく向き合えるようになりました。

思想が急に変わったというよりも、変化を受け止められる条件が、ようやく整ってきて、その結果として自然に選べるようになった、という感覚に近いものです。

キャリアが落ち着いてきたこと

サラリーマンとしての仕事は、今も変わらず忙しい日々が続いています。ただ、若い頃と比べると、仕事に対する不安の質は明らかに変わってきました。

この先どうなるかわかりませんが、「今すぐ何かを失うかもしれない」という切迫感は、以前ほど強くありません。キャリアの土台がある程度固まってきたことで、生活全体を見渡しながら判断できる余裕が生まれてきたように思います。

資産形成が進んだことで変わった判断軸

もう一つ大きかったのは、資産形成が一定のところまで進んだことです。贅沢ができるほどではありませんが、将来に対する漠然とした恐怖は、以前より和らいできました。

その結果、判断の前提が少しずつ変わってきました。「絶対に失敗してはいけない」から、「多少の浮き沈みは許容できる」へ。

これは、生活を軽くする選択を取るうえで、思っていた以上に大きな後押しになったと感じています。

独身であることがもたらす決断のしやすさ

独身であるという点も、無視できない要素だと思います。守るべき家族がいないという意味での自由さは、生活や価値観を変える際の許容範囲を、自分自身に限定してくれます。

環境を変えた結果を引き受けるのは自分だけという状況は、意思決定を驚くほどシンプルにしてくれています。

「今なら変えても大丈夫」という感覚

キャリア、資産、生活状況。これらの条件が重なったことで、「今なら変えても大丈夫だろう」という感覚が、以前よりはっきりしてきました。

ミニマリズムへの転化も、その延長線上にあります。我慢して物を減らしているという感覚はほとんどありません。むしろ、選択肢を減らすことで、これからの時間をどこに使うかを考えやすくなった、そうした実感の方が強いように思います。

すべての人に当てはまる話ではありませんが、同じように「環境を変えたいが、まだ動けない」と感じている人にとっては、近い感覚かもしれません。

サラリーマンから独立・起業へ向けた意識の変化

将来について考えると、サラリーマンとしての働き方から、徐々に独立や起業といった方向へ舵を切っていきたいという思いがあります。

もちろん、すぐに環境を整えられるわけではありませんし、具体的な形が固まっているわけでもありません。

ただ以前と違うのは、それを「夢」や「憧れ」としてではなく、時間をかけて整えていく対象として捉えられるようになった点です。

ミニマリズムは準備段階として機能している

今の自分にとって、ミニマリズムは目的そのものではありません。独立や起業を直接的に後押しする魔法の手段でもありません。

生活を軽くし、判断を減らし、余力を残しておく。

そうした状態を作るための準備段階として、今のところ、自分には合っているように感じています。

このブログで共有していきたいこと

このブログでは、完成形を示すつもりはありません。むしろ、環境を整えながら、迷いながら、少しずつ形を変えてゆく過程そのものを記録していきたいと考えています。

振り返った時に、「あの頃はこう考えていた」とわかるようなログとして、静かに積み重ねていければ、それで十分だと思っています。

作成者: ちくはく

40代前半、会社勤めをしながら都内で一人暮らしています。 これからの人生をより充実させたいと考え、日々試行錯誤しています。 ミニマリズムとの出会いをきっかけに、 暮らしや考え方が少しずつ整理され、前向きな変化を感じるようになりました。 このサイトでは、そうした日々の気づきや学びを気ままに記録しています。 同じような価値観をお持ちの方と、つながれましたら嬉しいです。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です